開発職 H.S. | 小野薬品工業株式会社採用サイト

入社からこれまでの経歴

統計解析職として入社して現在9年目になります。入社して以来、統計解析担当者として、様々な対象疾患のプロジェクトに関わってきました。現在では、主に胃がんを対象とした抗がん剤の臨床試験を担当しています。

現在の仕事内容

統計解析担当者として、臨床試験の立ち上げ時には、チームメンバーとコミュニケーションをとりながら、主に臨床試験デザインの立案を行います。その後、治験実施計画書（主に統計解析部分）や統計解析計画書を作成し、データ解析の準備を行います。
データ解析の準備段階では、データや帳票の品質を担保するために、データマネジメント担当者、プログラム関連業務担当者、及び委託会社と協業して業務を進めます。データ解析後は解析結果を基に、解析レポート（総括報告書）を作成し、解析結果の解釈を叙述します。

仕事のやりがい

臨床試験デザインの立案では、プロジェクトや化合物の特性を踏まえ、革新的かつ効率的な試験デザインをつくることが常に求められます。また、昨今では開発計画や試験デザインを検討する上で、リアルワールドデータの利用等のデータソースも検討する必要があります。
その他にも、データ解析においては、品質管理に貢献することに加え、品質を担保した上でデジタル化を含め臨床試験の加速化を検討することも必要です。
統計解析担当者は、データサイエンスの側面から臨床開発に貢献でき、活躍できる場面が非常に多くあります。期待されている役割が多岐に渡る分、責任は大きいですが、自身の成長にもつながり非常にやりがいを感じます。

挑戦したこと/していること

現在、統計解析担当者として欧米での開発及び自販を目指すプロジェクトに携わっています。
各極の規制要件を理解した上で、現地の企画担当者及び薬事担当者とコミュニケーションをとりながら、成功確率、開発スピード、及び費用等を考慮した最適な開発計画及び試験デザイン案を立案し、世界で病気や苦痛に苦しんでいる患者さんに一日でも早く新薬を届けることに貢献したいと考えています。